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Apr.12 2009

今年は、エルプリメロが40周年を迎える年

ゼニスが誇る自社キャリバー、エルプリメロが1969年世界初の自動巻クロノグラフムーブメントとして発売されてから40周年を迎えます。それにちなんで、ファーストモデルのデザインをモチーフとしたニュービンテージというシリーズが今年発売されます。格好いいですね。

諸事情でブランクがあったとはいえ、40年も続き、使用されてきたキャリバー、シリーズということは、それだけでも一つのスイスの定番といえるかと思うのです。また、他社のモデルにも供給し、それらのモデルが信頼を得るのに一役かった実績をふまえるとスイスの機械式時計産業への貢献度も評価されるところではないかと思うのです。
 振り返ってみると日本の代理店もリズム時計、大沢商会(現:大沢商会グループ)、LVMHジャパンと移り変わり、それつれてラインナップも多彩な変化をみせいつしか、うちの本棚にも、ゼニスから配布された資料が随分スペースをとるようになってしまいました。あらためてそれらを紐解いてみると、ゼニスを取り巻く状況、ブランドコンセプトの変化、にも関わらず、資料のトップには必ず、このエルプリメロが顔をだしていました......


LVMHグループ参加後の最初の頃のエルプリメロの紹介ページ。1969年という年は、SEIKOがクォーツを発表した年(1968年12月)でもあります。その年に世界初の自動巻クロノグラフとして登場したわけです。せっかくの完成デビューだったわけですが、世界の市場は一時的に、機械式より何十倍も精度が高いクォーツに行ったわけですね。
 エル・プリメロという機械の魅力は、自動巻であるということ、10振動であるという新技術に挑んでそれを達成していながら、システムやパーツにどこが60年代のクロノグラフ黄金期のテイストが残っているレトロモダンな姿にあるかと思います。1969年なんとか60年代だったいう事実に、クロノ好きは心が惹かれるところでもあるのです。

エルプリメロにトリプルカレンダー、ムーンフェイズを持つCal;410の紹介ページ、「エル・プリメロの最高バージョン クロノマスター専用410型」というタイトルに歴史を感じます。


LVMHグループにはいってのゼニスは、新キャリバーを次々に発表、なかでもCal;4021はダイヤルからもテンプをみれるようにダイヤル下の地板を一部スケルトン加工してオープンというネーミングで登場。またこのキャリバーは時針、分針、クロノ秒針の同軸上にパワーリザーブインジゲーターを持つエルプリメロ初のキャリバー。
 ちなみにこのオープンは時計としてのカテゴリー上、スケルトンに属し、その意味でCOSCクロノメーターの規格外になり、その理由でクロノマスターシリーズでクロノメーター認定モデルではない例外をつくった。
 この一目でわかるインパクトのあるキャリバーによって間違いなく新たなファンを獲得し、エルプリメロの魅力を紹介するのに一役買ったキャリバー。
その後レトログラード式のディト表示を持つ4023、ビックディトを持つ4039とバリエーションを増やしています。
2009年はムーンフェイズを追加したキャリバーが発表されたようです。
マニュファクチュールとして今後のエルプリメロの発展に期待する次第です。

Posted by nakaya : 12:07

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