Sep. 9 2011
2回目のJLCマスタークラス・セミナーに参加してきました。
昨日、ジャガー・ルクルト カスタマーサービス内トレーニングルームで行なわれたマスタークラスセミナーに参加してきました、昨年は、 ムーブメントCal 875の一部、分解・組み立てというメニューでしたが、今囘は、レベルソ・スクアドラ・クロノグラフGMTのケースの分解と組み立て、そしてもう一つが、レベルソのエングレーブ体験。
まずは、スクアドラのケースの分解です。反転するケースのレベルソは、明らかに、通常の時計ケースとは異なる構造を持ちます。なんかわくわくしますね。写真の、ドライバーは、通常より長いプラスドライバーで、このネジようの専用工具です。非常に使いやすかったですね。

ネジを外すとラグの部分が外れて、スライドするケースが外れます。

この丸いパーツがケースをスライド・反転を可能にしています。横長の突起がレールに入っている訳です。この部分、スプリングが入っていて上から押すとバネが効いて下がります。

ネジを外してガラスがついたケース両面を外します。シースルーバックなので、あたりまえですが両面ガラスです。画像にはありませんが、この食いつきは精度の高さを感じさせるパーツでした。

先ほどの、上から丸く見えていたパーツ、反転・スライドのキモになっているパーツです。こんな感じでスプリングが入ってます。

分解は、ここまですが、すでにパーツはこんな感じです。このモデルのケースのみのパーツ数で56個になるそうです。ケースだけでですよ。分解の逆の手順で、組み立てます。分解前と組立後では反転・スライドのタッチが変わりました。自分の場合は、分解前は、少し硬い感じで、反転して収まっていましたが、組立後は、その感じが、スムーズになってましたので、再度組み直しの必要はありませんでした。実際には、スライド・反転の動作がスムーズになるよう、カスタマイズな微調整をしながら組み立てられているとのことです。長い歴史を持つレベルソですから、経験から培われた調整方法があるのでしょう。

次は、レベルソの裏蓋に施されるエングレーブの体験です。現在、スイス本社の認定をうけてレベルソにエングレーブすることを許されているエングレバーは世界で6人しかいないそうです。そのうちのお一人が日本におられます。ということで実現したセミナーのようです。本来、短時間で習得出来る技術ではないことは100も承知していましたが、練習ようのパーツに直線・曲線を丁寧な指導のもと挑戦しまたが、これが、予想以上に難しかったです(涙)。というか無理。上手く行ったと思っても数ミリ程度。写真は、練習の後、散々ですね。

トレーニングでも全く結果でないまま、直線と曲線を持つ"R"のエングレーブに挑戦。写真は、挑戦前の下地です。(お間違えなく)結果はひどすぎてお見せできません(笑)。記念に持って帰りましたが...。

参考に見せていただいたエングレーブサンプル。エングレーブのモチーフは、定番書体以外にも可能です。ご希望のアイデアを出してそれを元に、エングレーブ可能なデザインを起こしてもらって、煮詰めながら、進行となります。サンプルには、漢字やライオンのデザインもありますね。(この画像はクリックで拡大します。)
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レベルソのケースの分解は、普段店頭ですることはないかと思いますが、分解して構造を知ることにより、扱い方のコツみたいなものを感じることができました。今後、その辺をお客様にお伝えできることができそうなので、そういう意味で非常に有効だったと思います。エングレーブのトレーニングで感じたことは、手彫りのエングレーブの価値です。熟練した技による、手彫りの味のあるアーティスティックなラインひとつひとつは、一期一会の世界、まさに芸術ですね。レベルソのカスタマイズなかなか深いです。
Posted by nakaya : 14:33
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