時空を超えた異色のコラボレーションモデル、TIME WEB。

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 ビンセントカラブレーゼの輸入元さんから、カラブレーゼの「モナリザ」というモデルをベースに美術家の横尾忠則氏がデザインした時計を発売するという情報があった時は、一体どんなモデルに仕上がるのだろうと驚いたことを覚えています。2012年のことでした。
Time Web カラブレーゼX横尾忠則

 出来上がったモデル、「Time Web」は、毎正時にジャンプするディスクに19世紀前半に活躍したドミニク・アングルの「トルコ風呂」を使用した想像を超えたモデルでした。

 Time Webは、3種類のダイヤル(黒・白・金)が各100本づつ計300本が製作され、大部分が横尾忠則美術館で販売、完売されたと聞いていましたが、少し前に輸入元にデッドストックとして残っていた白文字盤を紹介されました。

 ちなみにカラーブレーゼの「モナリザ」というモデルは、彼のコレクションで唯一のクォーツモデルで、ダイヤル開口部に、毎正時ごとに違った絵(貴婦人が服を順番に脱いでいく)表示されて、最後に何故かモナリザが登場するというなんともユニークなモデルでした。
 ヴィンセント・カラブレーゼは、イタリア人で独学で時計作りを学び、伝統や慣習にとらわれない時計作りで数多くの独創的な時計を発表した独立時計師です。「モナリザ」というモデルは。発明家でもあり偉大な画家でもあるレオナルド・ダ・ビンチへの彼なりのトリビュートモデルだったかもしれません。

 横尾氏がデザインしたTime Webは、ダイヤル下の回転ディスクにドミニク・アングルのトルコ風呂という円形の画面の絵画を置いています。ダイヤルの開口部スリットからこの絵画の一部分のみを垣間見るという企画です。(この動き、見え方は動画の後半でご覧いただけます。)

 アングルの絵画の上の時間を示す時計部は、12分割された蜘蛛の巣にからまる数字、中央で止まることなく動き続ける蜘蛛、この時計が何を意味するかは、人それぞれ意見が分かれるところかもしてません、また時代とともに変わっていくものかもしれません。横尾氏がこの時計で表現したかったことは何だたのかと考えると時間を忘れてしまう気がします。

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