ノモスのシースルーバックモデルの先駆けモデル「グラスヒュッテリミテッド」

Pocket

tangla.jpg
このモデル発売当時には、ノモスにはレギュラーラインナップにシスルーバックがなかったので、発売して1〜2年はシースルーバックなら「これ!」という感じでした。実はこのモデルの前に


ドイツ・ハノーヴァー万博を記念して発売されたタンジェントとテトラで(シースルーバック)限定モデルがありましたが、日本で本格的にノモスがスタートした時点ではその限定モデルは、ドイツでそのほとんどを終了していて若干数のみ入荷でした。このシースルーバックモデルの人気がタンジェントのシースルーバック・グラスヒュッテリミテッド企画に繋がったのは間違いありません。ただ2,000本という本数だったので限定モデルにしては異例の長期にわたるプロジェクトになりました。2,000本は一度に生産されたわけではなく、ロット単位である程度定期的に入荷していました。その間、レギュラーモデルでもシースルーバックがラインナップされ、またムーブメントが3/4プレート、そしてロジュームメッキのノモスαへと変化しました。それと並行してこのモデルは生産されていましたが、手巻きムーブメントの最終形ノモスαになってしばらくした頃、グラスヒュッテリミテッドようのITSムーブメント生産ラインがストップされ、入荷が長期にわたり滞り、一時期は2,000本を生産しないまま終わってしまうのかと心配されました。2007年にこのモデルのためにラインを再開され同年8月頃に、最終ロットが入荷しました。先日最終入荷分の最後の1本1963/2000を販売しました。
発売時か長期にわたったこともあり限定品でありながら定番化していたグラスヒュッテリミテッドが無い今は、少々寂しい感じがします。初ロットから最終ロットまで約5年間、状況が変わっていたにもかかわらず定価が変わらなかったのもノモス社と輸入代理店には感謝したい気持ちです。
記録をさかのぼってみたところノモスの保証書請求システムが、2002年の春夏頃からハガキで請求する形になったようで、それ以前は、残念ながらシリアル等の販売記録がなく、請求ハガキの記録が残っている最初の1本の入荷が2002年3月、それから最後の1本を販売したのが2007年11月、その間をカウントすると42本のグラスヒュッテリミテッドを販売させていただきました。販売記録が残るシリアルNOは次の通りです。弊社でご購入いただき下記にシリアルNOが無い方はお手数ですが、ご一報いただければ幸いです。
106,0270,0422,0436,0467,0586,0402,0623,0187,0246,0687,0728,0745,1223,1158,1312,1290,13211332,1267,1379,1516,1612,1721,1720,1674,1734,1640,1688,1648,1764,1749,1794,1782,1805,
1800,1801,1596,1592,1940,1943,1963,

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA