メーカー修理が不可になる時期も来ます。

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ロレックスからの連絡事項

メンテナンスの依頼があったロレックス1501シリアルナンバーから1969〜1970年頃の生産の個体のようです。

修理の場合メーカー修理か、時計修理専門の技術者の工房にお願いするかは、それぞれの特徴、メリットをご説明して決めますが、このケースは、お客様のご希望もありメーカー修理(日本ロレックス)にメンテナンスを依頼しました。しかし「誠に残念ではございますが、本製品につきましてはスイスからの部品供給が終了しているため、当社ではメンテナンスを承ることはできません。悪しからずご了承ください。」と時計はそのまま戻ってきました。
 メーカーからの部品供給が終了してメーカー修理ができないことは、製造から時間がたっている時計の場合は、残念ながらあることです。国産の場合「この時計は生産終了から時間が経過していますので…..」とかの理由になります。ただ国産と比べるとロレックスは結構対応していた感じがありましたので、お客様も残念だったようです。私の方も、よく考えてみれば製造が70年頃の時計ですから、10年前ならともかく、送る前に事前に確認すればよかったと反省しつつ、現状を把握しておこうと日本ロレックスに問い合わせしてみました。

送る前に日本ロレックスにシリアルNOを問い合わせれば修理が可能か、不可かどうか確認できるか?

回答「ある程度はお答えできるが、送って見せてもらわないと正確なお答えはできない。」とのことでした。

今回の依頼品でどの部品が無くて修理不可だったのか?

「それはお答えできない。」とのことでした。

結局、お客様のご了解を得て、時計修理専門の技術者の工房にお願いし、メンテナンスは完了しました。

お預かり時に、機械の不調、ケースの痛み、風防の傷も研磨で凌げる状態ではなく交換必至でした。幸い文字盤の状態が良かったこともあり、外装は見違えるほどキレイに復帰しました。精度の方もバッチリでまた長くご愛用いただけると思います。

余談ではありますが、自動車メーカーの「ご相談パーツ」という素敵な対応….

車好きの方から伺ったのですが、部品がなく修理ができない、車検が通らない車の場合、部品販売会社でとりあえず注文を受けてくれて、ある程度の数がまとまればメーカーに発注を掛けてくれる「ご相談パーツ」というシステムが存在しているそうです。うらやましい、なかなか素敵なシステムですね。

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