これってスチームパンクじゃ!?シャーロックホームズ。

Pocket

homes.jpg
ラストにかかる大詰め、最新(19世紀の設定)兵器が登場しますが、それが、お〜これは、スチームパンクじゃないかと思った次第。「スチームパンク」アランの新作で初めて知った言葉です。特典での美術スタッフの説明でも時代背景からこれは真鍮じゃないといけなかったとありました。凝ってますね。

写真は、死体から手に入れた提げ時計に刻まれたイニシャルを手がかりに持ち主の所在を紐解いていくところ。そこからまず突き止めたのは時計店ではなく質屋さん。当時から、時計は質草の定番だったようで、取り扱った質屋は自分の店にのイニシャルを刻印していたようで、この提げ時計にも3つのイニシャルがあった。見つけたアンティークの提げ時計に複数のイニシャルがあったらそれがその時計の歴史ですね。
映画的には、コナンドイル原作のキャラクターを元に製作されていますが、原作とは、かけ離れたホームズとワトソン像になっているようです。自分にとっては、原作に深い思い入れがない無知が幸いしたのか、無条件に楽しめました。細部にわたる雰囲気づくり、ワンカット、ワンカット見応えのある映画でした。キャスト・スタッフも最高、続編が楽しみです。

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA