販売後も心に残る時計たち」カテゴリーアーカイブ

そのタイトルとおり、販売したあとも、心に残っている時計たち、アーカイブです。

絶妙のコントラスト。レッドゴールド&ホワイトラバー

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「もしかしてもう手に入らないのでしょうか?」以前からこのモデルをお考えになっていたお客様がいつものようにオフィシャルHPの画像をチェックしたら画像が消えていたということでお問い合せをいただきました。初期のダイヤルデザインでレッドゴールドモデルは限定品。なかば諦め気味で、代理店にスイスの状況を調べてもらったところ、1本ありました。お客様がお考えになったのはこのモデルに、ホワイトラバーを合わせること。デフォルトではブラウンのクロコダイルなので、ブラウンのクロコ付きのレッドゴールド・ソードフィッシュとホワイトラバーが入荷して、慎重にストラップの交換をしました。いやーストラップでこんなにイメージが変わるものかと驚きました。それとお客様の想像力のたくましさ。レッドゴールドのソードフィッシュ・シルバーダイヤルの正規入荷はこの時計が初めてとのことなので、国内1本限り、しかもこのホワイトラバーとのマッチングとなるとそうお目にかかれるモデルではないと思います。ちなみステンレスケースのソードフィッシュは160g,このレッドゴールドモデルは226.7gでした。

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デュオメトルクロノグラフ。

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腕時計クロノグラフは通常、クロノグラフのスタートボタンを押すことで主時計を動かしている動力にクロノグラフモジュールを歯車で連結させ、クロノグラフを作動させます。ジャガールクルトのキャリバー380は、その概念を覆してそれぞれを独立させて2つのゼンマイ、2つのパワーリザーブインジゲーターを持ちます。振動数を6振動に落とし、一秒を6分割にする秒針まで持たせたまさに究極の機械式クロノグラフ。また、通常クロノグラフの場合、クロノグラフ秒針がセンターにあり、主時計の秒針(永久秒針)はスモールダイヤルにありますが、このキャリバーは永久秒針もセンターいわゆるビックセコンド。(なんとも挑戦的!シンメトリックなデザインにこだわった結果でしょうか)クロノグラフをスタートすると永久秒針とクロノ針はスタート時の間隔を保ちながら仲良く動きだします。

クロノグラフを制御するボタンは1つ、ワンプッシュです。もう一度押すとクロノ針のみストップ、もう一度押すとクロノ針はリセット(零帰)します。その間は主時計の秒針は動き続けているわけです。シースルーバックから見えるCasl380もこれまた圧巻です。
SOLD OUT

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クロノグラフが仕事で使われた時代。

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販売後も心に残る時計たちのコーナーがこちらブログのほうに移転して3つ目になります。
こんなデッドストックの時計が見つかるならVintage&Old見たいなコーナーが出来るかもときっかけになった時計。1960年代に生産・発売されていた時計、パルスメーターをダイヤルに持ち、Valjoux23をワンプッシュに改造したいわうるドクターウオッチ。本当にドクターはパルスメーターを利用していたのでしょうか?10秒間カウントしてその数に6をかける(その証拠にカルテの脈拍は6の倍数になっている)という話を聞いたことがあります。
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この時計について調べていたいたら当時、販促に使われたであろう、こんなものを見つけました。何時の世もドクターが使うもの、選んだ物というとステータスが上がる、それをねらった物のような気がします。脈をとりプッシュボタンに手をやるドクターなかなかかっこいいです。
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カラーダイヤルのレベルソ。

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 ショーケースで見たとき、自分の腕に巻いたとき、他人の腕に巻かれたのを見た時、それと写真撮影の時、いつも見ている時計でも突然心惹かれる時があります。レベルソラティチュードの場合、HP用の写真撮影中に欲しくなって自分用に購入してしまった忘れられないモデルです。ファインダー越しのブルーの色が何とも美しかったからです。カラーダイヤルのレベルソは記憶をたどれば、

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ノモスのシースルーバックモデルの先駆けモデル「グラスヒュッテリミテッド」

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このモデル発売当時には、ノモスにはレギュラーラインナップにシスルーバックがなかったので、発売して1〜2年はシースルーバックなら「これ!」という感じでした。実はこのモデルの前に

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