在庫状況について

アフターパーツとして再生産されたアランシルベスタイン グミ20ブラックは、弊社及び輸入も在庫がなくなり、現在最終ロットの入荷を待っています。入荷は10月下旬〜11月を予定しています。在庫状況、ご予約はこちら
グミ20は、クロノ2,クロノC、クロノB、クロノB2、クラブ、ベーシック、ピクト、ロンド、ペイブ….などに装着可能です。※装着には専用バックルが必要です。
アフターパーツとして再生産されたアランシルベスタイン グミ20ブラックは、弊社及び輸入も在庫がなくなり、現在最終ロットの入荷を待っています。入荷は10月下旬〜11月を予定しています。在庫状況、ご予約はこちら
グミ20は、クロノ2,クロノC、クロノB、クロノB2、クラブ、ベーシック、ピクト、ロンド、ペイブ….などに装着可能です。※装着には専用バックルが必要です。
欠品していたアランシルベスタインようカーフトリコストラップが、入荷しました。
メーカーからの供給が終了したので、国内工房でで製作しています。
以前から、裏面は耐久性を高めるためにカウチックラバー仕様にしていますが、今回よりステッチ穴をカバーする全面カウチックラバーを採用して、より耐久性が高まる仕様にしました。
付け元幅19mmサイズで、これはアランシルベスタインのカタログ上20mmサイズのモデル(クロノC、クロノB、ピクト、ロンド、etc………….)
詳細はこちらから→カーフトリコストラップ
このサイズ以外の幅(17mm,22mm……..)、ショートサイズ、ロングサイズは別作オーダーで承ります。お気軽にご相談ください。
先日、連休前、久しぶりにチャイムの音を聴いてみたくなったからと、メンテナンスでお預かりした愛知時計14日巻、ウエストミンスター。記念品のよ贈答品だったようで裏蓋に連名の文字入れがあり、昭和47年とありました。これから機械式の置時計がトランジスター、そしてクォーツへと変わり始める時期、機械式の最終段階機種です。今では見ることがほとんどないこの独特のスタイルですが、私が、小学生の頃お店で良く見た記憶があります。
裏蓋を開けると下の方にチャイム部、長いリン棒が4本セットされています、独特の飛行機の翼のようなこの時計のスタイルは、このリン棒を収納して共鳴させる箱の役割になっています。なので、大きさの割にチャイムや数打ちの音が大きく響くんですね。ボディが木製ということで、ある意味、楽器のようで、時間の経過と共に木が乾き音も変わっていき、どんどん良く鳴るんだと思います。
現在のチャイム付きのクロックは、高級機種になっても、電子音がスピーカーから流れる音なんです。澄んだ綺麗な音で、ボリュームも付き、それはそれで便利ですが、実際にリン棒を鳴らして箱を鳴らすサウンドは別物です。機械が実際にリン棒を叩く様子を見て、ギタリストのパット・メセニーが2010年に試みたオーケストリオンプロジェクトを思い出しました。機械式のチャイム付き時計は、小さなオーケストリオンのようです。一番下に、この時計のチャイムとパット・メセニーのオケーストリオンの動画を貼っておきました。ご興味があれば御覧ください。
チャイムは定番のウエストミンスター、15分、30分、45分、正時と15分毎に鳴ります。15分は1小節、30分は2小節、40分に3小節、正時にチャイムのフル演奏後、数打ちをします。しかも夜間自動停止装置がついていてPM11:00からAM6時まではチャイムは演奏せずに正時に数打ちのみをします。
この複雑な鳴り方をコントロールするのが文字盤の下にある面白い形のカムたちです。機械を取り出すと見ることが出来ます。(上の写真)
機械の一番下にあるウエストミンスターチャイムのメロディーをつくるカム。
機械式腕時計のムーブメントと同じ緩急針がついていました。機械式の置時計もこの頃には、ここまで来ていたんですね。
12時のチャイムと数打ちです。
スピーカーからではなく、実際に楽器を鳴らすというサウンドにこだわったユニークなパットメセニーのプロジェクト、愛知時計はたった4つの音のみで、こちらは壮大なスケールでの演奏で、音楽的には違うかもしれませんが、何か、似たような香りを感じた次第です。
純正ストラップが廃盤になってしまってから、オリジナルをお手本に国内ストラップ工房で別作しているストラップです。しばらく、欠品していましたが、昨日出来上がりました。アランシルベスタインのモデルには欠かせないアイテム、デザインの一部になっているところもあるので、愛好家の方からはご要望の高いアテムです。
ステッチの色……
1995年発売の初代クロノBに装着された時は、ステッチの色がすべて白でした。下の写真はパーフェクトカタログに掲載されている1995年KRONO BAUHAUS。
以後、幾つかのモデルでもカーフトリコローリーストラップが採用されるようになりました。そちらではステッチの色は、赤いカーフには同色赤ステッチ、青いカーフには同色青ステッチ、遊革の黄色いカーフには白ステッチのパターンに変わり、クロノBでもそちらのパターンが採用されるようになりました。現在、このパターンで制作していますが、初代クロノBの オール白ステッチパターンでも製作可能ですので、ご要望があればお申し付けください。
※上の写真は、時計雑誌に掲載された時のもの(表示価格は雑誌発売当時のものです。)
クロノBのステッチは赤いカーフ同色、青いカーフ同色、遊革は白のパターンに変わっています。以後このパターンが続きました。
パーフェクトカタログには1996HBDO2、1998 KRONOA(Xmas)にも、カーフトリコローリー装着モデルが掲載されています。
※KURONO Aはラグ幅17MMです。
制作したストラップは、クロノC,クロノB、ピクト、ベーシック、ロンド、ペイブなど….ラグ幅20MM(実寸19mm)モデルに装着可能です。アランの時計には一度は、合わせてみたいストラップです。
店頭で、腕時計(クォーツ)の電池交換の際に、裏蓋を開けて、電池を取り出すと、電池から液漏れしている場合があります。写真がまさにその状態で、さらにこの状態が続くと、白い粉状の物体が、カビのように増殖します。
上の写真も少し白いものがありますが、この液体・白い粉状の物体が、機械内部に入っていくと、時計は新たしい電池を入れても作動しなくなります。そうなってしまうとメーカー修理、古い時計の場合、メーカーでも修理不能になりかねません。
上の写真は、電池を取り出した直後のものです。中央付近の黒い丸い部分が電池がセットされる場所ですが、白い粉状が見えます。また写真では見にくいですが。水滴のようなものが汗をかいたように付着していました。
幸い、まだ機械内部には、回っていなかったようで、液体と粉を丁寧に取り除き、新しい電池を入れて作動が確認できました(ホッ)。液漏れは、初期段階だったようです。この段階であれば、電池交換の料金です。
経験上、液漏れの症状が出ている時計の共通点は、電池が切れてから何年も、放置してあったものがほとんどです。
また、また、経験上で恐縮ですが、なんとなく電池の品質も関係があるようです。ただ、多くの場合、使用期限を大きくオーバーしての結果なので、メーカーを特定して責めることはできませんが、逆に、確率の低さでいうと、圧倒的に国産メーカーのものが私の中では信頼性が高いです。もちろんスイス製の時計にも国産の電池は、使用できます。