プラチナでも作ったんです。PT950 クロノマスターXXTオープンレトログラード

Pocket

pt_retor01.jpg
パワーリザーブインジゲーターにレトログラード日付表示を持つエルプリメロcal;4023。このキャリバーが最初に搭載されたのはこのプラチナケースが最初で、その後K18ローズゴールドケースでXXTとTの2サイズで発売。ステンレスケースでは発売されませんでした。
このキャリバーはパワーリザーブインジゲーター針を中央の時針、分針、クロノ秒針と同軸上に持つcal:4021にさらに、クロノグラフの分積算針と同軸にレトログラードの日付を加えたキャリバー。
部品数312個/41石。分積算針とレトログラード針、この2つの小さな針はいったいどういう取り付けになってるんでしょうか?レトログラードの針が31→1にジャンプする瞬間、分積算針がリセットされる瞬間そう思いますね。

今回入荷したプラチナケースをお客様からご相談された時は発売から既に約5年はたっているし、プラチナケースなので少数生産に決まってる、さすがに今では入手が難しいのではとお話ししつつ、担当者に問い合せてみるとスイスからの返事は、いけますこと、縁があったんでね。(ニアンス的には、パーツはそれっているので作れますだったような感じ。)

先月国内入荷して、その後アフターサービスで入念なチェックとランニングを行い、昨日手元に届きました。只今、こちらでランニング中です。
XXT(45mm)サイズのプラチナケースは初めて手にしましたが、さすがにズッシリきます。総重量約224g。(ちなみにステンレススティールのXXTオープンが117g。)ケースはプラチナ950、ローターはK22ホワイトゴールド、フォルディングバックルはK18ホワイトゴールドになります。適材適所ですね。裏蓋にはMillesime2005(vintage2005)と**/50のシリアルの刻印があります。限定数は50だったんですね。
pt_retor02.jpg
ステンレススティール,K18ホワイトゴールド、PT950の素材は見た目でだけでは判断が難しいですが、プラチナモデルは、プラチナの持つ物理的な特性はもとより、ひとたび手にするとその比重からくる吸いつくような重量感に圧倒されます。また、膨大な時間と熟練したクラフトマンの技術が生んだ穏やかな海面のようなしっとりした輝りに所有者は深い満足感を得て、やがて心を奪われる。新たなこのクールな相棒を手にする瞬間のオーナーの顔が早く見たいものです。
SOLD

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA