
突然届く送り物は、私にとっては町の中で偶然ビートルズナンバーを耳にしたときの嬉しさに似ています。埼玉のお客様からお豆腐セットがとどきました。お豆腐は大好きで良く口にしますが、突然とどいたこたわりのお豆腐、しかもセットとなると、いや〜嬉しさ倍増です。埼玉県比企郡ときがわ町のとうふ公房わたなべさんの豆腐セットです。豆腐のセットとは初めて見ましたね。いろんな種類のお豆腐、油揚げがはいってます。ちょっとびっくり。ご当地のこだわりの食材が居ながらにして口に出来るのは嬉しい限り、感謝、感謝です。お昼に「おぼろ豆腐」をいただきましたが、濃厚で、しかもクール便なので冷たくておいしかった。パンフには「緑と清流のときがわ」とありました。そのうち訪ねてみたいですね。tkさん,ありがとうございます。
「C 店頭編」カテゴリーアーカイブ
レベルソとディックマドノウのギター…1930 年代。

レベルソクラッシックサイズは、1931年にデビューした同モデルのオリジナルサイズ。このクラッシックにはギョーシェダイヤルのスモセコ付きモデルと2針モデルの2ヴァリエーションがありますが、スモセコ付きは生産終了ということです。これが最後かどうかは分かりませんが、お客様注文分ともう一本が入荷しました。時計を見ていると写真が撮りたくなり、撮影開始、音楽はどうしょうかと思ったとき(写真を撮る時、音楽を聴きながらがお約束なもので)そういえば1930年代録音の古いジャズがあったなァと押し入れから引っぱりだしのがディックマクドノウのギターが聞けるレコード。
千葉の名産。落花生。

千葉のお客様から千葉ピーナツを頂きました。お気遣いに感謝しながら一粒,二粒、….止まらなくなるんですよね。千葉産はひと味違いますね。入っていたパンフに書いてありましたが、おいしいだけではなくて赤い渋皮に「レスベラトロール」という成分が含まれていてこれが血液中の悪玉コレステロールをやっつけて血液サラサラ効果ありとあるではりませんか!.いつもは指先でパラパラと渋皮を剥いていましたが、これからは渋皮ごと食べようと思います。ただし適量は1日10〜20粒だそうです。お料理ではピーナツあえなんかに、グリーンアスパラのピーナツあえなんかいけるんですよね。暇で創作意欲がわいたときは殻に顔を書いてみたり(笑)色々楽しめます。
MySong……

タイトルにMy..がつくのは、結構名曲が多いのではないかと思います。
My Life,MyDearLife,MyLove…キースジャレットのMySongは大好きなアルバムで、1977年の作品。タイトルナンバーのMySongはファンになるきっかけにもなった曲です。30年たった今聞いてもその爽やかさは変わらず新鮮です。しばらく耳にすることが無かったのですが,最近また耳にする機会が増えました。本人の演奏はもちちろん、カバーのMySongも静かな夜に、機械式の針の動きを見ながら聞くにはどれもおすすめです。
写真左から、My Song/キースジャレット(ヨーロピアンカルテット)1977年,One Quiet Night/パット・メセニー2003年、NotesFromTheHeart/ウルフ・ワケーニス 2006年、TheCarnegieHallConcert/キース・ジャレット2006年
国際宝飾展に行ってきました。と32年前の名演。

本日、東京ビックサイトの国際宝飾展に行ってきました。かなりの規模で海外のメーカーから国内のメーカーまで一度に見ることができる展示会なので疲れますが、色々と楽しくもあります。海外の超個性的というかユニークな商品を見ると、ジュエリーは、日本人好みというのは確実にあるようです。とわいえ海外のメーカーのものは見ていて面白いですね。関係者にロレックスユーザーが多い、特価品コーナーには女性(おばちゃん)仕入れ担当者が多い。という宝飾展示会あるある。また売店がありますが、飲み物や軽食のコナーはわかりますが、リンゴやバナナ、オレンジが1個単位で売られていました。
帰りの新幹線で新聞に目を通すと今日1月24日はキースジャレットの歴史的名盤ケルンコンサートがライブレコーディングされた日という記事がありました。
車の移動で24時間睡眠をとらなかったキースが、調律が間に合わなかったピアノで響きのましな中音域中心にした即興演奏、演奏後の本人評は最悪、にもかかわらづ作品の評価は高く、今も代表作とされる。というようなことが書いてありました。何が幸いするやら、ともかく32年目の今日の奇跡のコンサートがあったわけです。持参したipodのライブラリーに入っていたので(ちょっと嬉しかった)帰りの新幹線では、うとうとしながらキースジャレットのケルンコンサートを聞いていました。
異端から正統へ

楽しみにしていた新譜をようやくゆっくり聴くことが出来ました。パットが絶賛していた若手ピアニストブラッドメルドーとのデュオ。予想とおり素晴らしい出来でした。美しいシンプルなアコースティックピアノにパットのギターが溶け込んで行く感じです。
タイトルの「異端から正統へ」というのは「ECMの真実」by稲岡邦弥氏 の副タイトル。ECMというレーベルにはパットメセニー、チックコリア、キースジャレットやギズモンティ、リッチーバイラーク….所属していて、当時ビバップジャズしか認めない古い評論家の人たちは、ECMの音楽をそんなのはジャズじゃないと異端扱いしていたようです。でも彼らがいなければジャズは古典で終わっていたかもしれません。異端から正統へという言葉は、新しい物が生まれる時、いつの時代にも当てはまるものかも知れませんね。
秋の夜、スタンダートは奥深い。

なんとなくこれにしょうと棚からチョイスしたのは、スタンゲッツとケニーバロンのpepole time、サックスとピアノのディオで1991年のライブ録音です。友人の薦めで10年以上前に買った物ですが、実は当時はオーソドックスすぎて、おとなしいアルバムという認識しかなかたので聞く機会はそうありませんでした。でも今、この年齢になってじっくり聞いてみると、凄く良いですね。当時は背伸びをして買った大御所のディオアルバム、(時計で言えば手巻きの2針)やっとが少しは解る年齢になったのかと思った秋の夜でした。
繊細なピアノに寄り添ったスタンゲツのサックスは歓喜にあふれた子供の声だったり、大人の溜息に聞こえたり・・・・この名演の3ヶ月後にゲッツは亡くなっています。それを知って聞くと寂しくなりますが、本当に良い物は時代を超えても色あせないということを教えてもらえます。