C 店頭編」カテゴリーアーカイブ

二十数年ぶりの里帰り〜重錘式の時計

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♪大きなのっぽの〜と歌われるホールクロック、この手の物にはゼンマイ式とゼンマイを持たない重錘式があります。重錘式は錘が重力で下がる力で動く時計。ですからゼンマイを持ちません。ゼンマイがないということはトルクが一定しているので 機械式といえども精度が出ます。パワーリザーブは錘の位置で決まるので、これがのっぽである理由の一つ。重錘式の錘は地球の中心に向かっています。この錘を一週間に1回錘を左手でサポートして右手でチェーンを引っ張るこの作業は必至。
 画像左の時計は昨日メンテでお預かりしたセイコーの重錘式ホールロック、チャイム無しの数打ちのみなので機械の見た目はシンプルです。洗浄して注油、振り子の調整をして元気になりました。振り子は地球の自転の影響でねじれてしまうので、ある時期に戻し手やらななければいけません。重力で動いて、地球の自転に影響されてしまう地球と同居しているような時計です。
 右の写真は、いつもこの部屋で正確に時を刻み15分おきにチャイムを奏でくれるウルゴス(ドイツ)と里帰りしたセイコーとのご対面。それでその真ん中で鎮座しているのがジャガールクルトのアトモス、こちらは、気温の差を利用してガスの膨張と伸縮で動く時計。なんかこの3人の会話が聞こえてきそうで面白いです。勝手に妄想すると…

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カラーダイヤルのレベルソ。

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 ショーケースで見たとき、自分の腕に巻いたとき、他人の腕に巻かれたのを見た時、それと写真撮影の時、いつも見ている時計でも突然心惹かれる時があります。レベルソラティチュードの場合、HP用の写真撮影中に欲しくなって自分用に購入してしまった忘れられないモデルです。ファインダー越しのブルーの色が何とも美しかったからです。カラーダイヤルのレベルソは記憶をたどれば、

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ノモスのシースルーバックモデルの先駆けモデル「グラスヒュッテリミテッド」

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このモデル発売当時には、ノモスにはレギュラーラインナップにシスルーバックがなかったので、発売して1〜2年はシースルーバックなら「これ!」という感じでした。実はこのモデルの前に

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何故か捨て切れない缶パッケージ。

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 中身を使い切ったらもうお役ご免…にしてはもったいない、どうしても捨てきれない空き缶です。真ん中の背の高いのがファス ア ファスオードトワレの入っていたカン。最近見かけないんですが…形といいカラーリング、エンボスの加工、使用フォントといい、飾っておくだけで満足させてくれる逸品。左はスタバ ・アフターミント のカン。ふたを開ける感触が気に入っています。中身はとっくにありませんが最近クロレッツを入れて重宝してます。真中の四角いのは、チュチマがブースで配ったチョコ入りの缶。これも大きさと形が気に入って捨てれない、ごく希にクロックを分解するときにネジを入れるのに適当。内側が金色というのも捨てられない理由の一つ。一番右端はコンビニでみつけったスーパーギャバ。この中ではちょっと毛色違いですが、握り具合、片手親指で「ポン」と開く蓋がお気に入り。ただ使い道不明。

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22年前に既に実用化していたソーラー時計。

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 公園のポールや建物の壁面にある大型の時計、あの時計の中には機械は入っていないことをご存知ですか。実は時計の下のポールの中やボックスに駆動器というものがありそれが何メートルか上の大型時計を動かしています。人目に触れることの無い、いわば陰の立役者。写真右のQP-10はつい先日まで現役で時を刻んでいたSEIKOの駆動器。私の父が1985年8月に地元の会社さんの屋外壁面に取り付けた物で、電源は当時画期的な太陽光・ソーラーシステム。初物だったので取り付け当初は太陽光だけでどこまで動くのか不安はあったはずですが、実際は、この22年間蓄電池を2回ほど交換したぐらいで、太陽光のみでづっと時を刻み続け多くの人々に時を知らせていたわけです。先月ついに調子が悪くなり結局セイコーでも修理不能、新型現行機種QP400に交換することになりました。駆動器自体の軽量化が時のな流れを感じさせます。来週現場で取り付作業です。慣れない作業で不安なので、現場でパニクらないよう十分準備して望むつもりです。動かなくなったQP-10の無骨で重い本体を見ていると何故か郷愁をさそいます。ご苦労さんでした。

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ご当地名物。銘菓「支倉焼〜はせくらやき」

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 仙台のお客様から、ゼニスのムーブメント点検を依頼された際に、おみやげが入ってました。(ちょっとした個人的なお付き合いのお返しの意味とのこと)お気使いに恐縮するとともに、甘い物は大好きなのでおもわずほころんでしまいました。 ありがとうございます。ご当地の銘菓にはネーミング等その土地にまつわる歴史が由来になっていることが多く、おみやげをいただいた時にその由来書を読むのも楽しみのひとつです。わが町越前市(旧 武生市)にも、紫式部が幼少のころしばらく住んでいたことにちなんで、その名も「紫式部(しきぶ)」という菓子とかあります。いただいた支倉焼きの由来書によると支倉は人名で1613年9月15日東西文化交流の使命で仙台から日本の大使としてローマに向け出向、太平洋を横断して2年後にちゃんとローマについて法王パウロ5世に会い使命を果たして7年後の1620年8月26日帰ってきたそうです。いや〜驚きです。お菓子の方は、和菓子のクルミ風味の白あんをバター風味の生地で包んで焼いた、東西文化交流をイメージした味わい、ひとつひとつ薄紙で丁寧に包まれていて、蓋をあけた瞬間から手作りの味わいを感じる銘菓です。ご当地に行ってみたくなります。

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お豆腐セット!

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  突然届く送り物は、私にとっては町の中で偶然ビートルズナンバーを耳にしたときの嬉しさに似ています。埼玉のお客様からお豆腐セットがとどきました。お豆腐は大好きで良く口にしますが、突然とどいたこたわりのお豆腐、しかもセットとなると、いや〜嬉しさ倍増です。埼玉県比企郡ときがわ町のとうふ公房わたなべさんの豆腐セットです。豆腐のセットとは初めて見ましたね。いろんな種類のお豆腐、油揚げがはいってます。ちょっとびっくり。ご当地のこだわりの食材が居ながらにして口に出来るのは嬉しい限り、感謝、感謝です。お昼に「おぼろ豆腐」をいただきましたが、濃厚で、しかもクール便なので冷たくておいしかった。パンフには「緑と清流のときがわ」とありました。そのうち訪ねてみたいですね。tkさん,ありがとうございます。

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