前々から、一度いってみたかった念願のギフトショー、昨日行って来ました。1日だけですが。
東京ビックサイトはジュエリーのショーで何度か足を運んでいますが、ギフトショーはその範疇がとても広いので、それよりも規模は大きいです。一説には延べ10万人が来場するとか。とにかくいろんなジャンルのものがあるので、ある意味、世の中が見えてくるとも言えるかもしれません。エコ関連が多かったです。こんなにエコバックをみんなで作ったら資源の無駄では?なんて(笑)….各種メーカーさんが、ヒットを狙った商材を、「如何ですか!!」状態でアピールしていました。「これは欲しい!」から「???」まですべてひっくるめて面白かったです。出展側の人たちの熱意が伝わってくる感じは、自分たちの時計宝石業界よりも強いようにも感じられました。自分が好きだからこれを売ってますという感じが、個性的なブースほど強く伝わって来ました。惹かれます。
「C 店頭編」カテゴリーアーカイブ
naockさんに影響されて。
マックスビルのクロノスコープをお買い上げいただいたお客様がご自身のブログにその時計をアップされ、その写真を見たとたん(もちろんそれ以前の作品も含めて)、色々思いました。今まで自分は何をやってたんだろう…この人の弟子になりたい(笑)….。写真は実際の質感を伝えながらやっぱりどこかちアートぽいところもないと感動は伝わらない…などと.。naockさんは、越前市在住、気さくな方で、色々とご教授いただけそうです。^^; そこで、先日教えてもらったことを実戦しようと、いつもの撮影セットを解体して、新しいセットを組み直し(機材は同じ)で撮影した1枚がこれです。まだまだか…。
デュオメトルクロノグラフ。
腕時計クロノグラフは通常、クロノグラフのスタートボタンを押すことで主時計を動かしている動力にクロノグラフモジュールを歯車で連結させ、クロノグラフを作動させます。ジャガールクルトのキャリバー380は、その概念を覆してそれぞれを独立させて2つのゼンマイ、2つのパワーリザーブインジゲーターを持ちます。振動数を6振動に落とし、一秒を6分割にする秒針まで持たせたまさに究極の機械式クロノグラフ。また、通常クロノグラフの場合、クロノグラフ秒針がセンターにあり、主時計の秒針(永久秒針)はスモールダイヤルにありますが、このキャリバーは永久秒針もセンターいわゆるビックセコンド。(なんとも挑戦的!シンメトリックなデザインにこだわった結果でしょうか)クロノグラフをスタートすると永久秒針とクロノ針はスタート時の間隔を保ちながら仲良く動きだします。
クロノグラフを制御するボタンは1つ、ワンプッシュです。もう一度押すとクロノ針のみストップ、もう一度押すとクロノ針はリセット(零帰)します。その間は主時計の秒針は動き続けているわけです。シースルーバックから見えるCasl380もこれまた圧巻です。
SOLD OUT
大阪、中之島の小さなヨーロッパ。
昨日、某メーカーさんの展示会が、大阪、中之島の中央公会堂にて開催されたのでちょっと行ってきました。以前から風格あるこの赤煉瓦の建物の存在は知っておりましたが、中に入ったのは初めて。楽しみに入ってみると、期待を裏切らないヨーロッパの美術館や教会を彷彿させる雰囲気漂う素敵な空間がありました。ある部屋には天井にフレスコ画があるではないですか…..テーマは日本書紀?邪馬台国的な絵が…..ヨーロッパが宗教画なら日本ならこうなる…のでしょう。一階には、カフェもあり、ちょっとお茶でもと思いましたが、大阪名物「大阪のおばちゃん」らしき一行がおられ、何故か、一人でお茶するのを躊躇してしまいました。次回はここでお茶でも。大阪の名所私なりのおすすめスポットも数々ありますが、この中之島界隈、この中央公会堂もその一つ。
クロノグラフが仕事で使われた時代。
販売後も心に残る時計たちのコーナーがこちらブログのほうに移転して3つ目になります。
こんなデッドストックの時計が見つかるならVintage&Old見たいなコーナーが出来るかもときっかけになった時計。1960年代に生産・発売されていた時計、パルスメーターをダイヤルに持ち、Valjoux23をワンプッシュに改造したいわうるドクターウオッチ。本当にドクターはパルスメーターを利用していたのでしょうか?10秒間カウントしてその数に6をかける(その証拠にカルテの脈拍は6の倍数になっている)という話を聞いたことがあります。
この時計について調べていたいたら当時、販促に使われたであろう、こんなものを見つけました。何時の世もドクターが使うもの、選んだ物というとステータスが上がる、それをねらった物のような気がします。脈をとりプッシュボタンに手をやるドクターなかなかかっこいいです。
本来は宝石を見るものですが…..。拡大して初めて解ること多し。
来週お見えになるお客様に備えて、店頭のジェムスコープの調整を行いました。(きっと使うことになると思うので)本来ダイヤモンドのカット宝石の内包物をお客様といっしょに見る物、見せる物ですが、ムーブメントをこれでみるのも圧巻です。これの良いところは本来顕微鏡やルーペでしか見えないミクロの世界、職人だけの世界がモニターの前いるだけで、みんなで共有して見られるでことですね。もう一つこんな使い方、倍率をぐ〜っと落として、ダイヤルを写せばモニターがクロックに!?アランのこんなクロックがあってもなんて思ったり。
これで見たい物があれば店頭でお気軽にお申し付けください。拡大して初めて解ること多しです。
monoマガジン「腕時計の履歴書」レベルソ誕生秘話
monoマガジンNO.577(ワールドフォトプレス発行)の腕時計履歴書のコーナーにレベルソ物語と題したコーナーが設けられていました。(3pですが)75年の歴史がさらりとまとめられ、生誕秘話が数奇な物語として紹介されています。反転ケースの開発のきっかけがポロ競技であることはご存知の方も多いかと思いますが、スイス人実業家のセザールがフランス人技師アルフレッド・ショヴォーに競技中でも風防の割れない時計ケースを依頼、そしてアルフレッド・ショヴォーが反転ケースを設計、その特許をセザールが買い取って時計メーカー・ジャガールクルト社に発売を持ちかけてめでたくレベルソの発売という定説です。実は、ジャガールクルト社の前に製造、発売を持ちかけられた時計メーカーあるとか(現在もある有名ブランド)そのプロトタイプはそこの博物館に展示されているとのこと。そこが、これは売れないからと製造販売を拒んだらしい。で次に交渉したジャガールクルトで契約を取次、レベルソが誕生したらしいです。
話はモノマガジンにもどりますが、相変わらず見ているだけで何かと、購買意欲をかき立ててくれますね。葬式のマナーなんて特集も心に悔い。