ゼニス」カテゴリーアーカイブ

ゼニス ストラトス 限定モデル、ヨハン・エルンスト・ニルソンモデル。

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ゼニス エル・プリメロのフライバック機構を持つcal:405Bは、ストラトスシリーズに搭載されていますが、今回入荷したのは、冒険家ヨハン・エルンスト・ニルソンモデルです。ブラックケース、ブラックダイヤルにPOLE2POLEの赤いマークのアクセントが、クールなモデルです。ストラップは、ファブリック素材でゼニスのクロコストラップと同じように裏がラバーになっています。
ケースに新素材、ブラック アルクロン(アルミ、鉄、他..の合金)が使用されていいます。持った感じの重量感は、チタンのモデルぽい感じ〜そこまで軽くないかなぁて感じです。ちなみにこのモデルはファブリックのストラップにフォルディングバックルがついていますが、総重量を測ったところ約101gでした。サイズからしたら軽いですね。装着感、装着した時のバランスも良い感じです。
ダイヤル6時位置、12時間計の所にPOLE 2 POLEのマークが入っています。ケースバックにシリアルナンバー。SOLD OUT

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エルプリメロ ウインザー・ブルーブラックダイヤル。

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エプリメロ36,000振動クロノグラフ・キャリバーにアニュアルカレンダーを搭載したウインザーのもう一つのダイヤル、ブルーブラックが入荷しました。ブルーとブラック(どちらかというとダークグレー)の2トーンダイヤルです。インデックス部のブルーは光線によってシーンを出す感じ、センターのブラック部にはギョーシェが施されています。月・曜日・日の表示です。
アニュアルカレンダーは、4月・6月・9月・11月の月末は、31日もジャンプするようプログラムされています。ようするに1年で2月末のみ調整が必要ということ。このアニュアルカレンダーがエルプリメロ、クロノグラフとのコンビネーションと言う所が面白いというかゼニスならでは。デザインも良い意味でクロノぽくないので、クロノというより10振動のアニュアルカレンダーと考えても面白い時計です。もちろん、シースルーバックからの眺めはエルプリメロ、プッシュボタンでセンターのクロノ針は、スタート・ストップ・リセットです。
SOLD OUT

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ゼニス エルプリメロ パイロットクロノグラフ日本限定モデル100

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ゼニスの2カウンタークロノ、アビエーションスタイルモデルの パイロットクロノグラフをベースにした日本限定モデルが入荷しました。現行モデルと異なるのはダイヤルインデックスがオレンジのスーパールミノーバー(夜光)、針がロジューム加工となっているところです。ストラップもブラックが装着されています。100本の限定です。ケースバックには001/100..というシリアルNOの打ち方ではなく”One of 100th”と刻印されています。
SOLD OUT
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ゼニス ラトラパンテ・エルプリメロ Cal4026

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ゼニスのラトラパンテ・エルプリメロお客様ご注文分が入荷しました。久々の入荷ですが、やっぱり(裏も表も)存在感のあるモデルですね。ダブルクロノグラフ・ドッペルクロノブラフ・スプリットセコンドクロノグラフ・ラトラパンテと色々呼ばれますが、言語の違いだけで同じ機能を指します。クロノグラフファンには特別な響きを持つ言葉ではないかと思います。スプリットセコンドクロノグラフは、機械式時計にメモリー機能を持たせるといった不可能に挑んだ時計職人の情熱から生まれた特別なクロノグラフだと思います。
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現行の、自動巻きスプリットセコンド・クロノグラフキャリバーにはETA7750をベースにしたものが、オメガ、IWC、ハミルトン…等からからでていますが、ゼニスのラトラパンテCal:4026は、エルプリメロをベースにスピリットセコンドクロノがついていますので、36,000,Vph/10ビート、コラムホィール(x2)、パワリザーブ50時間、を持つスプリットセコンドクロノグラフということで、他と一線を画している感があります。さらにビックディトやリューズと同軸に配置されたスプリットボタンなど高級感があり、またコラムホィールの制御によるボタンの軽いタッチが、このキャリバーの完成度を感じさせます。
スプリットセコンドの動きは、スタートボタンでクロノをスタートさせるとクロノ針がスタート、重なっているので1本の針に見えますが、実はスプリットセコンド針と重なっていて2本の針が同時に動いています。計測の途中でスプリットボタン(リューズと同軸にある)を押すとスプリットセコンド針のみが停止。クロノグラフ針は運針を続ける。その時あたかも針が割れたかのようにみえるで、日本で「割剣」と呼ばれていた由来。再度スプリットボタンを押すと止まっていた針が、進んでいるクロノグラフ針に瞬時にピタリと追いついて計測を続ける。そのくり返しで次々と計測が可能な訳です。60年代は実際にスポーツ競技でのタイム計測に使用されていた機能だとか。
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エルプリメロCal:4026は、部品数370。もちろんシースルーバックで、その繊細な動きの舞台裏が楽しめます。
SOLD OUT

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ゼニス キャプテン・シャルルベルモ トリビュート モデル。

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1969年のクォーツの発表から6年後の1975年には、世の中の腕時計には、クォーツムーブメントがシェアをしめ、マニュファクチュールのゼニスでさえ、ようやく完成した自動巻きクロノグラフムーブメント・エルプリメロが、その存続の危機にさらされていたといいます。当時、廃棄処分指示が出たエルプリメロの金型をこっそり守っていたのがシャルルベルモ氏。パーツの金型は、非常に高価ということで残っていなかったらエルプリメロの復活は無かったかもしれないと言われています。という実話が語り継がれてシャリルルベルモ氏はゼニス社にとってヒーロー的な存在に。また記念すべき1969年に発売されたエルプリメロが搭載されたファーストモデルは、ブルーダイヤルだったということで、エルプリメロの原点に因んだ、このブルーダイヤルとシャルルベルモふたつのコンビが限定シリーズを生み出したようです。
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ゼニス クルトシャッフォー based on Cal:410〜販売後も心に残る時計たち..

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クルトシャッフォー氏は1935年チューリヒ生まれの時計師でありムーブメントをスケルトン加工しエングレーブする職人。画像のクロノマスターは、彼が1980年独立し工房を開いてからから18年後、64歳の時の作品になります。日本で1999〜2000に発売されました。

このモデルが国内発売される以前に二玄社から発売されていた時雑誌インターナショナルリストウオッチ(日本語版)にクルトシャフォー氏が紹介されていました。そこには、美しい作品の写真と気に入ったキャリバーにしか加工を施さない職人気質の人で、クロノグラフでは、ゼニスのエルプリメロcal;410とフレデリックピゲFP1185のみしか加工しないとか書いてあったように記憶しています。世の中には変わった?凄い人がいるものだと気になっていました。その1〜2年後にその時計に携わることが出来るとは全く思っていませんでした。
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プラチナでも作ったんです。PT950 クロノマスターXXTオープンレトログラード

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パワーリザーブインジゲーターにレトログラード日付表示を持つエルプリメロcal;4023。このキャリバーが最初に搭載されたのはこのプラチナケースが最初で、その後K18ローズゴールドケースでXXTとTの2サイズで発売。ステンレスケースでは発売されませんでした。
このキャリバーはパワーリザーブインジゲーター針を中央の時針、分針、クロノ秒針と同軸上に持つcal:4021にさらに、クロノグラフの分積算針と同軸にレトログラードの日付を加えたキャリバー。
部品数312個/41石。分積算針とレトログラード針、この2つの小さな針はいったいどういう取り付けになってるんでしょうか?レトログラードの針が31→1にジャンプする瞬間、分積算針がリセットされる瞬間そう思いますね。

今回入荷したプラチナケースをお客様からご相談された時は発売から既に約5年はたっているし、プラチナケースなので少数生産に決まってる、さすがに今では入手が難しいのではとお話ししつつ、担当者に問い合せてみるとスイスからの返事は、いけますこと、縁があったんでね。(ニアンス的には、パーツはそれっているので作れますだったような感じ。)

先月国内入荷して、その後アフターサービスで入念なチェックとランニングを行い、昨日手元に届きました。只今、こちらでランニング中です。
XXT(45mm)サイズのプラチナケースは初めて手にしましたが、さすがにズッシリきます。総重量約224g。(ちなみにステンレススティールのXXTオープンが117g。)ケースはプラチナ950、ローターはK22ホワイトゴールド、フォルディングバックルはK18ホワイトゴールドになります。適材適所ですね。裏蓋にはMillesime2005(vintage2005)と**/50のシリアルの刻印があります。限定数は50だったんですね。
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ステンレススティール,K18ホワイトゴールド、PT950の素材は見た目でだけでは判断が難しいですが、プラチナモデルは、プラチナの持つ物理的な特性はもとより、ひとたび手にするとその比重からくる吸いつくような重量感に圧倒されます。また、膨大な時間と熟練したクラフトマンの技術が生んだ穏やかな海面のようなしっとりした輝りに所有者は深い満足感を得て、やがて心を奪われる。新たなこのクールな相棒を手にする瞬間のオーナーの顔が早く見たいものです。
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