ご当地名物。銘菓「支倉焼〜はせくらやき」

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 仙台のお客様から、ゼニスのムーブメント点検を依頼された際に、おみやげが入ってました。(ちょっとした個人的なお付き合いのお返しの意味とのこと)お気使いに恐縮するとともに、甘い物は大好きなのでおもわずほころんでしまいました。 ありがとうございます。ご当地の銘菓にはネーミング等その土地にまつわる歴史が由来になっていることが多く、おみやげをいただいた時にその由来書を読むのも楽しみのひとつです。わが町越前市(旧 武生市)にも、紫式部が幼少のころしばらく住んでいたことにちなんで、その名も「紫式部(しきぶ)」という菓子とかあります。いただいた支倉焼きの由来書によると支倉は人名で1613年9月15日東西文化交流の使命で仙台から日本の大使としてローマに向け出向、太平洋を横断して2年後にちゃんとローマについて法王パウロ5世に会い使命を果たして7年後の1620年8月26日帰ってきたそうです。いや〜驚きです。お菓子の方は、和菓子のクルミ風味の白あんをバター風味の生地で包んで焼いた、東西文化交流をイメージした味わい、ひとつひとつ薄紙で丁寧に包まれていて、蓋をあけた瞬間から手作りの味わいを感じる銘菓です。ご当地に行ってみたくなります。

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ボリダムBD21発見。

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アランシルベスタインのレディースサイズ,レクタンギュラーモデルボリダムが入荷しました。生産が終了してしばらく時間が経過しているのでもう入荷はないかと思っていましたが……ありました。可愛い時計です。カーフストラップとブレスのセット。メンズのボリドーとレディースのボリダムの特徴はストラップを取り付けるラグバーが稼働するシステム。これはデザインと機能を両立させた部分で,アランが時計好きのデザイナーでるということを感じさせる部分。お馴染みの丸いアランのマーク、手のひらを二つならべた形、ローソク台をデザインしたものという説もありますが、このマークがダイヤルの真ん中に入ってます。こんなに大きく使われたモデルは他にありません。1994年がファーストモデルですが、今見ても新鮮なデザインで、逆に今の方が女性に受け入れやすくなった感じもします。腕にのせたときの曲線が美しいモデルです。
SOLD OUT

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デザイナーの顔が見える時計。

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お気に入りの時計は?と聞かれるとブランド名かモデル名を答えるのが普通です。で、その時計をデザインしたのは誰?と聞かれるとかなりのマニアでも答えられない。アランシルベスタインの時計はアランシルベスタインがデザインしています。これがこの時計の最大の魅力でありオンリーワンたる所以です。
ただ今、20年のデザイン変遷を見ようという企画 「LAFORME」開催中です。(8/12まで)発売時期が異なるので同じケースに並ぶことはなかったので、並べてみると、とっても面白いです。ディテールへのこだわりを見つける、細部へ目を凝らしてみるのも面白い。アラン氏いわく「20年前と今と、私が目指すものは全く変わりません。「ピュアライン」と「ハーモニー」の追求です。一環したテーマが貫かれているわけですね。また20年間のデザインの遍歴はアランシルベスタイン氏の人生の遍歴でもあります。だから並べてみても面白いのだと思います。たとえばあるブランドでこういう企画をするとひょっとしたらこの時代はこういうのが流行ったからねで終わっちゃうかもしれません。
どれが好きかと聞かれると、それぞれの良さがあり、難しい。それはケース、サイズ、針、ボタン、ダイヤル、裏蓋、ローター、ビス、カラー、素材など各パーツが、そのモデルの中で調和がとれているからだと思います。デビュー当時のビートルズもビルの屋上で最後の演奏したビートルズも自分にとってはどっちも大好きなビートルズというのに似ているかもしれません。

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今日は満月。ムーンフェイズの調整。

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 本日は満月です。ムーンフェイズが満月になっていない方は、今日、満月に調整すると便利かと。通常は、月齢カレンダーを見て今が、満月または新月から何日目にあたるかを数えて、ムーンフェイズの満月または新月から、その日数分を進めます。たとえば満月から6日めなら、時計のムーンフェイズを満月にしてそこから6進めます。ムーンフェイズは一コマが小さいので、ちょっとコツがいるかもしれません。それが、本日(満月の日)なら見た目「満月」にするだけなので楽に正確にあわせることが出来るというわけです。カレンダーの早送りがNGな時間帯がありますが、ムーンフェイズにもあります。ご愛用のモデルのムーンフェーズが変わる時間帯をご存じない方は、取説で確認するか、個体差も多少はあるので、ムーンフェイズをじっと見つめながら針を進めて変わる時間帯を確認してその時間帯の前後3時間ぐらいはNG時間帯と把握したほうが良いかと思います。

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20年間の証。

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今年の話題の新作の一つマリン20クロノを腕に巻く機会に恵まれて、撮影しました。商品としての入荷はまだ少し先になるようですが、8月3日からのフェアにはサンプルは間に合いそうなので実物は手に取ってご覧いただけます。インナーリング(日付の数字がならぶリング)がルテニュームを使ったグレーのもの(画像)とスーパールミノバ(蛍光塗料)を施したイエローの2種類があります。チタンケースとはいえ腕にのせた感じはズッシときていました。ひとことで言えば、アランファンの期待を裏切らない時計と言えますね。ベーシックのブラックもサンプルモデルを撮影しましたが、こちらはガラス施された筆記体の文字が光を受けると見えるという「技あり」を備え、全体的には洗練されたスタイリッシュな時計に出来上がっています。スリムな印象さえあります。各国の発売前のオーダが予想を上回ったようで、初回の国内入荷数が減っているという情報もありますが、なんとか揃ってほしいですね。

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アランシルベスタイン20年のデザイン変遷と彼の人生。

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最新のアランのカタログの最後のページに、お孫さんの笑顔の写真がています。お気づきになりました?カタログに家族の写真が掲載されるようになったのはいつ頃からでしょうか。初めて見たアランシルベスタイン氏の写真はモノトーンで近寄りがたい「孤高の奇才」といったイメージだった。この20年アランシルベスタイン氏自身のプライベート環境も変遷があったはず、それは彼のデザインにも影響しているようです。このあたりが他のどんな時計とも違うアランの時計がオンリーワンたる所以、そういえば、娘さんが年頃になった頃は、レディースが連続してでていたような記憶もあります。最近のモデルには家族に囲まれて幸福そうなアランシルベスタイン氏の笑顔が垣間みれるように自分は思えます。そんなことを思いながら、自分の人生とも照らし合わせたりして、この20年のアランシルベスタインのデザインの変遷を眺めてみるのも面白いかもです。フェア期間は、新作から過去のモデル(非売品)も展示の予定です。ヘビーユーザーの方から、アラン初心者の方、ちょっと興味がある方も是非、覗いてみてください。語らせてもらいますよ!

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お豆腐セット!

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  突然届く送り物は、私にとっては町の中で偶然ビートルズナンバーを耳にしたときの嬉しさに似ています。埼玉のお客様からお豆腐セットがとどきました。お豆腐は大好きで良く口にしますが、突然とどいたこたわりのお豆腐、しかもセットとなると、いや〜嬉しさ倍増です。埼玉県比企郡ときがわ町のとうふ公房わたなべさんの豆腐セットです。豆腐のセットとは初めて見ましたね。いろんな種類のお豆腐、油揚げがはいってます。ちょっとびっくり。ご当地のこだわりの食材が居ながらにして口に出来るのは嬉しい限り、感謝、感謝です。お昼に「おぼろ豆腐」をいただきましたが、濃厚で、しかもクール便なので冷たくておいしかった。パンフには「緑と清流のときがわ」とありました。そのうち訪ねてみたいですね。tkさん,ありがとうございます。

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