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コレクターの方におすすめするアイテム

美しい南洋パールのピアス。

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日本で養殖されているパールは、アコヤ貝によるもの、一方タヒチなど南洋真珠と呼ばれるものは黒蝶貝、白蝶貝によるパールです。母貝の違い、環境の違いで生まれてくるパールは色味やサイズなどそれぞれの特徴を持ちます。今回は、南洋パールの白蝶パールと黒蝶パールを使ったピアスです。
南洋パールの持つサイズ感、独特の色味を活かした美しいピアスです。

南洋白蝶パールとクリスタルミラーボールのコラボから生まれた美しい光のコントラスト。
南洋パールピアスホワイト
南洋白蝶パール9mmを使ったアメリカンタイプのピアスです。スワロスキー製のクリスタルを使用したミラーボールがパールの上で輝くエレガントなピアスです。
南洋白蝶真珠ピアス装着
チェーン部のシリコンキャッチで下がり具合(長さ)を調整出来ます。
K18WG南洋白蝶パールピアス
ミラーボールと9mmの南洋パールの間に小さいミラーボールがあります。これは、輝きの演出の他に、南洋パールとミラーボールの間にほんの少し隙間を空けることでパールの真円さを美しく見せる役割も果たしています。このピアスは、女性によるデザインですが、女性らしいきめ細かな配慮ですね。

ピアスが耳元で揺れるたびにミラーボールのきらめきとオリエント効果と呼ばれる真珠特有の柔らかな光のコントラストが華やかさの中に上品な女性らしさを演出します。華やかなシーンに良く似合うアイテムです。
P2688 K18WG南洋白蝶パールピアス  sold

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ハミルトン ジャズマスターFace2Face Ⅱ

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ハミルトン ジャズマスター フェイス2フェイス

今年、最後の入荷はハミルトンの世界限定モデル Facr2FaceⅡ(お客様ご注文分)でした。当初の入荷予定は2016年12月。予定通りといえばそうなんですが、ギリギリ過ぎですね。今日は仕事納めなんですが…。
新作発表会で、プロトタイプを手にしていましたが、実際に入荷したFace2FaceⅡをじっくり見てみると、オーバルの曲面サファイアクリスタル(無反射コーティング)、反転構造の精度などかなり作り込んだ感があります。反転させて自動巻ローター部を表にした時、ローターの中心にあるクロノ秒針が左まわりに動いているのは独創的というか不思議な感じ、今まで見たことがありません。
ハミルトン Face2FaceⅡ H32866781
それだけだと遊び心とか、ユニークということで片づけられそうですが、こちらのサイドをよく見るとタキメーター、パルスメーター、テレメーターの3つの目盛があります。実際にそれぞれで平均時速、心拍数、距離の測定に使用する機会はないかもしれませんが、クロノグラフの歴史を紐解いてみるとクロノグラフにはこれらの**メーターは、どれかひとつをダイヤルに刻まむこで、そのクロノグラフのアイデンティティーを決定づけるものでもあります。たとえばモータースポーツをイメージしたモデルならタキメーター、クラシカルなドクターウォッチをイメージしたならパルスメーター、ミリタリー、戦闘機パイロットをイメージしたならテレメーターのようにです。Face2FaceⅡが、両面に秒針を持ち、片面にクロノ秒針のみを配置することで、この3つ全てを使えるようにしたことがこの時計のコンセプトに大きな意味を持たせる事になっているようです。
反転するFace2Face

プッシュボタンの位置は、そのままで時計部のみが反転しているのは不思議な感じですね。
刻印は、普段は見えませんが、反転させた時にでてきます。シリアルNO***/1999は画像の反対側(下側)にありました。
SOLD

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ユニークなカルロフェラーラのレギュレターウォッチ。

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カルロ・フェラーラ

SOLD OUT
イタリア人の時計師カルロ・フェラーラの設計によるユニークなレギュラターウォッチ。イタリア人の時計師といえばヴィンセントカラブレーゼを思い出します。カラブレーゼもオリジナリティのあるユニークな時計を数多く発表していましたが、ユニークさではこのレギュレターも負けていません。
ETA2892のムーブメントに独自のモジュールを組み合わせたCF100を搭載するこのレギュレターの針の動きは従来の針の回転に上下運動を取り入れた針がダイヤル錠をくまなく動いて見せます。
左が分針、中央が秒針、右が時針です。

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バイク好きを魅了する2カウンタークロノ、パイロット Type-20 TON-UPとは。11.2430.4069/21.C773

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ゼニス TON-UP
ゼニス パイロットType-20の新作は、カフェレーサー(Cafe Racer)スピリットをトリビュートしたモデル、TON-UPです。カフェレーサーとは、60年代イギリスのロッカー達が、カフェに集まり始まった改造バイクのことのようで、ググってみるとクラシックでヴィンテージ感ただようバイクがいっぱい出てきます。

ゼニス パイロットType-20 TON-UPは、そんなカフェレーサーの世界をグレイン加工のスレートグレー文字盤、エイジング加工ステンレススチールケース、オイリーヌバックのグリーンストラップといったコンビネーションでヴィンテージ感を出してクールに表現しています。ゼニスが今まで、このシリーズで表現してきた大空に夢を描いたパイロットへのオマージュの世界をさらに広げて新たな領域に達し感があります。それは、なんといってもエルプリメロ、2カウンタークロノというスタイル。グレイン加工のダイヤルに、この2カウンターは、グッとくるところです。

ton-up_02
ケースバックは、カフェレーサースピリット。裏蓋はチタン製です。
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ケースサイズは45mmですが、パイロットシリーズはラグが下向きになっている分、腕にフィットします。手首サイズ16.5cmの腕に載せた画像です。

TON-UP 11.2430.4069/21.C773

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機械式のストップウォッチといえばミネルバ。

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ミネルバ ストップウオッチ

ミネルバ社の既に生産終了されているストップウオッチ(60分計 積算付き)Ref:441601Fです。機械式手巻です。ミネルバ社のストップウォッチは、ムーブメントにバネを使用した独特の構造でその耐久性が高く評価れていました。
記録を狙う必死な計測にはむいてませんが、アナログなコクのある時間を計る時に特に向いてます。たとえばドリップコーヒーの蒸らし時間とか、パスタの茹で時間、ボンドの接着時間……。あと、これは実際にあった話ですが、獣医さんがワンちゃんに麻酔をかける時にお使いになるのにご注文いただたことがありました。なんか優しい感じがしますね。きっともっとありあそうな感じですが、機械式のストップウオッチって何故無くなってしまったんだろうと思います。
ちなみにステンレスケースのストップウオッチってあんまりない気がします。デジタルになると何故かプラケースになるようです。
SOLD

愛すべきミネルバ社 〜備忘録を兼ねて
 ミネルバ社は親子で会長、社長を務める家族経営の会社でした。聞くところによると最後は十数名の技術者で時計を生産していたようです。ここで紹介したストップウオッチも同社では有名だったですが、自社キャリバー、オールドムーブメントのデッドストックをブラッシュアップした腕時計が愛好家に絶大な支持をうけていました。ピタゴラスなんて響きにもっとしっくりする方も多いかと思います。その技術力に目をつけた某グループ企業がミネルバを買収して、一時は今まで作れなかったものが作れるとファンを喜ばせてくれたのですが、実際には製品が世にでることはなく十数名の技術者は結果的にすべて退社したと聞きました。買収元がミネルバの本当の良さ、技術者の気質を理解していたならこうはならなかっただろうと思います。仮にあの買収がなかったとしてミネルバ社が現在どうなっているかは知る由も無いですが、ほそぼそと生産を続けていたかもしれませんし、ひょっとしたらスイス生え抜きのマニュファクチュールとしてさらに活躍していたかもしれませんね。

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何度かあります。物語を感じるお客様と時計の出会い。

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minerva

HPに「Othe〜その他」というコーナーを設けたのでネタを考えていたら、ミネルバのストップウオッチが2つストックがあったことをふと思いだしました。商品を確認してHPに掲載すべく朝から写真を撮ってました。最もシンプルな「積算なし」と「積算計付き」の2つです。

自分が小学校の頃、体育の時間先生の首にぶら下がっていたのは、国産の機械式のストップウオッチだったように思います。短距離も特に長距離は苦手だったのでストップウオッチを見ると、走る前の憂鬱な気分を思い出します。今となっては懐かしい思いですが、そんな機械式のストップウオッチ、少し前に既に、前世紀の遺物と思われている存在です。でも良いんですよ色々と、なにしろ「あの時代のミネルバ製」でもあるわけですから….。

午後からアップする写真を選んでいたところに、わりと近くに住まれるお客様(男性の方)がご来店されて、「2万円位で時間が計れる時計何かない?デジタルでも良いんですけどね…」何やら華道で時間を計る必要があるらしい。条件に合う時計がなかったので、ダメ元で午前中撮影していたデジタルでもなく、予算オーバー(¥38,000)、しかも機械式である何一つ条件にあっていないミネルバをお見せしました。するとお客様はミネルバのスタートボタンを2〜3回押して、私の語り始めたウンチクを一切聞こうともせずに、値札を見ずにポケットから取り出した財布を開けてお札を全部出すというまさかの行動。「ね、ホントに全部でしょ、買えるかなぁ」と言いながら、そして笑いながら空の財布をわざわざ見せてくれました。二人で時計の横に重なったお札を確認してみると、1万円札が3枚、5千円札が1枚、千円札が3枚合計¥38,000-。「で、幾らですか?買えますか?」私は少し驚いて赤い紙製の超味のあるプライスタグを裏返してお見せしました。

こういう時計は、マニアの方がコレクターズアイテムとしてご購入に至るものと思っていましたが、この方は、決してコレクターでも機械式時計マニアでもございません。ご購入の後も、私が話そうとするミネルバの歴史や買収の経緯とその後、スプリングを使った特許の機械について全く耳を傾けず、落下防止におつけしたポケットウオッチ用の紐(何か落としそうな予感がしたので)を首から下げて、ミネルバを耳にあててコチコチの音を聞きながら「この音は良いわ、きっと寝れる」という言葉を残して去って行かれました。長い間ストックしていた時計ですが、行くべきところへ行ったのだと今も嬉しく思っています。

ミネルバ ストップウオッチ

ミネルバ 積算計付きストップウオッチRef441601

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ガーランドモチーフ、ミル打ちジュエリーを集めたGarlamd of sigh.

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以前から大好きなこのティストのジュエリー、アンティーク調で、丁寧にミルグレイン(ミル打ち)加工されたジュエリーを集めたコーナーGarland of sighをHPに設けました。機会がございましたら是非、店頭では実物をごご覧ください。
Garland of sigh

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