つれづれなるままに。」カテゴリーアーカイブ

UNITY BAND 21日 1stに行ってきました。

Pocket

unityband_bluenote.jpg
それは、ピカソギターによるギター・ソロで静かに幕を開けました。時間が止った瞬間です。
そして次のCome and seeのイントロで3人が登場〜そしてLoof dogへ….、序盤からパワー全開の凄い演奏が続きました。
大盛り上がりの演奏が続く中、ある曲中にちょっとした機材トラブルが発生しましたが、そこは百戦錬磨の方々、演奏がストップすることはなく冷静に対応、そして復帰した瞬間、素早くフットスイッチに駆け寄りONしながらパットの「yeah!」の一声で会場がさらに盛り上がりを見せるという、そうお目にかかれないシーンも体験しました。
パットのギターはもちろんですが、クリス・ポッターのサックスのソロも言葉を失うほど圧巻でした。バンドの一体感といい、音といい、本当に凄いカルテットでした。

Pocket

時計の傷……メーターが教えてくれた、A Valuable dent(カーズ2より)

Pocket

突然ですが、カーズ2はご覧になりましたか?レッカー車のメーターが、ボディーの凹みの修理をすすられますが、この凹みには親友との思い出があるから、このままににしておくよ、これは貴重なんだ…..というくだりがあります。メーターは、親友がつけたキズを価値ある思い出として大事にしています。真の友情をうまく表現していると思いました。
cars2.jpg
昨日、リングをクリーニングいしましょうと、お客様にお声をかけると「もう30年以上もつけてますから」っと外されたリング、それをよく見ると全体に傷が入り、うっすらと彫りの模様が見えました。もともとは全体に模様がエングレーブされていたリングのようです。以前なら、親切のつもりで、ここまで彫りが薄くなったら、さっとポリッシュして綺麗にしましょうか?というところですが、容易にポリッシュをおすすめする気になれませんでした。メーターのセリフのせいでしょうか。

自分の時計にも、思い出の旅行でついたキズがあります。
valuable_dent2.jpg

Pocket

絶品のメロンパン発見。

Pocket

pangokoro_me.jpg
 昨日、岐阜県各務原市に行きました。前々から、存じ上げていた各務原市のパン屋さん”ぱんごころ”さんに行ってみたいと思っていたので、この機会に寄ってみました。。ホームページを見ていたのでお目当てのパンをチョイス、うぐいす金時、プレーンベーグル、メロンパン、バケットなど…。どれも美味しかったですが、メロンパンは特に好みにピッタリ。表面はカリッと香ばしく、中はしっとりふぁふぁ絶妙な甘さ加減、独特の香りがくせになりそうです。まさに絶品。近くであれば毎日行きたいパン屋さんです。
pangokoro_shop.jpg
各務原市内、名鉄各務原線、各務原市役所前駅の直ぐ側で、鉄ちゃんではありませんが、なんとか電車がお店の前を通過するショットを狙ったのですが、電車はそうタイミング良くはきてくれませんでとりあえず駅側からのお店の写真。お昼時ということもあってか、店内は、混雑してました。
pangokoro_bag.jpg
助手席にある焼きたてパンの香りの誘惑にもめげず、約2時間30分。持ち帰ったパン、特にお店一押しのデニッシュパンベースの”うぐいす金時”は家族に大好評でした。
おいしいパン、メロンパンを目当てに2時間30分走る日は近いか。
ぱんごころさんのHP

Pocket

ジャガールクルト マスタージオグラフィーク偏歴。

Pocket

gio.jpg
ジオグラフィークは、1990年に初代モデルが発売され今回2011年のモデルで4代目になります。ケースサイズは前作よ若干小さくなって39mm。タイムゾーンで切り替える第二時間帯、パワーリザーブインジゲーター、ポインターディトという機能のコンビネーションは、そのままに、その時代で時代で、デザイン、サイズを変えながら今年で21年というロングシリーズになります。

そのデザインの遍歴は掲示板のほうにも書きました。
もちろん、GMTウオッチとしては、デビューから最強で、実用性があり、使い勝手のある機能を持った時計ですが、実際には、気分で好きなタイムゾーンを選んで表示させ楽しむといった楽しみ方もありかと思います。タイムゾーンは10時位置のリューズでカチッ、カチッと切りかえますが、ある雑誌に、タイムゾーンを次々に切り替えるのは、地球儀をくるくる回して世界一周を楽しむ感覚と似ているという記事がありました。使い方、楽しみ方は自由です。
何より機能から生まれた時計の顔が良いですね。歴代のモデルと比べると近年はこのモデルに限らずダイヤルのボンベイスタイルという美しい曲線感が薄らいで平面チックな感じを受けるのが気になります。

歴代ジャガールクルト マスタージオグラフィーク。
4gio.jpg

Pocket

キャンディ界のマニュファクチュール、アニスキャンディ。

Pocket

anis_candy.jpg
パッケージがユニークだったり、おしゃれだったたり、するので輸入菓子の売り場は大好きです。それにつられてつい買ってしまうことがあります。可愛いオーバル型の缶のアニスキャンディー・アニスもそのひとつ。以前その伝統的な製法を取材したTV番組を見たことがあり、その製法はコンペイトウに似てるなぁって印象を持ってました。食したのは初めて。
雪のように真っ白な一粒、口に入れると、「何これ!?」アニスの独特の香りがします。これが好き嫌いがあるとされる所以。だんだん小さくなると最後に、小さい何かが残ります。最初はこれを吐き出してしまいましたが、これがアニスの種とか、今では最後にこれを歯で潰す。何粒かたべているうちに、独特のアニスの香りが気にならなくなり、逆にはまりつつある今日この頃。
anis-flavignyのホームページには歴史、愛の贈り物であるとか、一粒つくるのに15時間を要するとか、いろんな薀蓄が語られています。また製造に携わるスタッフも紹介されています。よろしければ、一粒如何ですか。(奥の接客ルームにおいてますよ)昔ながらの製法で、昔ながらの場所で、生産されているアニスキャンディーはまさにマニュファクチュールですね。

Pocket

日帰り奈良、歴史探索ミニトリップ。

Pocket

kentoushiten.jpg
昨日の定休日、奈良国立博物館で開催されている大遣唐使展に行ってきました。
 奈良へは、京都で「雷鳥」から「みやこ路快速」に乗り換えます。出発してから約2時間15分位で到着。JR奈良から会場へはせっかくなので徒歩。国立博物館の周辺は、東大寺の近くということもあり、平日にもかかわらず多くの人で賑わってました。でも会場に一歩足を踏み入れとそこは打って変わって静かな空間。順路を進むうちに、歴史のお勉強はとりあえず…..、ということにし、ここは作品として楽しませてもらおうではないかと….そう思った瞬間、なんか仏像がとてもユニークな造形に見えてきました。すいません。見ていて飽きないし、ピカソもびっくりだなぁって思った次第。(あ〜来て良かった思った瞬間でもあります。)
koufukuji.jpg
 会場を後にし、ランチ、(お約束の)南大門、大仏殿を見て、最後にリニューアルされた興福寺国宝館に足を運びました。こちらは国立博物館と異なり、入り口から館内まで修学旅行の学生で、大混雑。
こちらの展示品も圧巻でした。なんといっても阿修羅像が露出展示されてます。その美しさに感動していると、横にいた家内が像の右下の説明に身長153.4cmと記されているのを見て、「私と同じなんだ」と意味不明な発言を嬉しそうに…。その場が、混雑してきたので、またゆっくり来ますと心に誓いながら、ふと横を見ると流れる人混みの中で、立ち止まり阿修羅像に手を合わせている男子中学生あり、彼は真剣そのもの。これが仏像のオーラというものでしょうか。
阿修羅像の前では毎日きっと色んなことが起きているに違いない。
  さっき興福寺のホームページをみたら、「阿修羅像のファンクラブ」会員募集を開始とありました。^^; ファンクラブか……これがブームというものでしょうか。
それにしても凄い人気のようです。
 
 国立博物館から出てすぐ、こんなレトロで素敵な消火栓を発見しました。…重要文化財でも国宝でもないけれど、これも良いなぁって思いました。しかもきっと現役なんでしょう。
歴史ある奈良の懐の深さを感じつつ、大満足で日帰りトリップの帰路についた次第です。
retorosyoukasen.jpg

Pocket

ジャガールクルトのアラームウォッチ。〜復刻版もいいですが..。

Pocket

ジャガールクルトといえば、反転するケース構造を持つレベルソを真っ先に連想されると思いますが、腕時計にアラーム機能を持たせたメモボックスも同社の歴史を語る上で避けて通ることはできないアイテム。1950年代に既にキャリバー489、814、を搭載した、手巻き式アラーム機能付き腕時計を発売させていました。

wristaram.jpg
写真は米国向けに発売された1950年代のルクルト社のアラームウオッチ(参考商品)、米国向けの場合諸事情でLECOULTRE となったよう。この時計はwrist alarmとなっています。(cal489-1)何とも時代を感じさせる魅力的なラグの形状ですが、米国向けのルクルトはケースがワーズワース社によるものらしい。
1956年には自動巻ディト付きを発売。1960年代の後半にはcal;916(28,800振動)を発表。
old_adv.jpg
ジャガールクルト社のアラームウオッチの歴史を語る広告資料。左は1950年代、右はなんとコンコルドがあるので1969年以降、70年代でしょうか。
80〜90年代初めには、ラインナップから消えていたアラームウオッチですが、1994年にマスターレベイユとして復刻されました。当時同社のアラームウオッチが無かったわけではなく、グランレベイユという永久カレンダーにアラーム機能が付いたモデルはありましたが、デザイン等はメモボスとはだいぶイメージが異なる物でした。ただアラーム音はこの時にベル音になっていました。1994年マスターレベイユ(cal;918)はそのベル音で発売されました。

その2年後に手巻き式がメモボックス(cal914)という名前で発売されました。その後新たなラインとして投入されたコンプレッサーシリーズ、AMVOXなどの第一弾はいつもアラーム付きのキャリバーでした。その間cal;918にはいつのまにかハック機能が付きました。2009年にされたネイビーシールズアラーム(cal;956)では、カレンダー早送り機能もつきました。

2010memobox.jpg
2010年、歴代メモボックスのアンティークの中でも人気を誇るメモボックス・インターナショナルが限定品で復活。アラームディスクに都市名が書かれていて、ディスクを回転させることで海外時間を知る簡易的なワールドタイマー機能ですが、なんともブラックダイヤルが精悍です。車の世界では、復刻版たよるメーカーは将来性がないという話を聞いたことがありますが、復刻も嬉しいですが、伝統をふまえつつオリジナリティある新しいデザインにも挑戦して欲しいものです。

Pocket