今年、スピリットオブリバティシリーズに新たに加わったブルーダイヤルが入荷しました。
新作発表会で、このブルーダイヤルブレスモデルを初めてみた時、いつものブレスモデルとなんとなく雰囲気が違う感じがしました。スッキリしたというか、若々しいというか、事前にもらっていた資料画像では気づかなかったのですが……….
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ハミルトンの世界限定モデル 、イントラマティック68オートクロノ。
2017年7月発売予定のイントラマティック68オートクロノのご紹介です。クラシカルで60年代のクロノのビンテージ感漂うモデルです。世界限定1968本。
先日の新作発表会でサンプルモデルを手に取ることができました。今年からハミルトンのデザイナーがイタリア人になったということで、新作は、なんとなくそれぽい色使いのモデルも目立っていましたが(こちらで順次ご紹介いたします)このイントラマティック68オートクロノは、その中で、モノトーンで渋く逆に存在感を放っていました。オリジナルデザインは1968年「クロノグラフB」ということで、2カウンター、プッシャーの形状とか60年代ビンテージクロノ感が漂っています。
1968年から70年代に入り、時計のデザインは大きく変わっていきました。60年代後半は機械式クロノの黄金時期だったと言われています。60年代の雰囲気を感じる2カウンタークロノ、シンメトリックな配置に落ち着きを感じるモデルです。
SOLD
ノモス タンジェント35を春コーデする。
CASISから発売されている「タイプDW」です。このストラップの特長は、18mm幅でレディースサイズ(6時側:110mm 12時側:70mm)とうことです。18mm幅の場合、通常はメンズサイズ(6時側:115mm 12時側:75mm)です。なので手首の細い方、女性の方が、メンズモデルを快適に着けたい時、ラグ幅18mmならこのストラップ便利なアイテムです。ちなみに形状も尾錠側18mmというストレートタイプ。ストレートは、よりカジュアル、スポーティー感を演出します。
で、おすすめの4つのカラーを選んでノモス タンジェント35を春コーデしてみました。
まずミントをつけてみました。タンジェントは全てが直線でデザインされているので、ストレートな形状は良く似合うようです。よりカジュアル感が出た感じです。ノモスのオリジナルの尾錠は16mmなので使えませんが、ストラップについている尾錠で良いとしましょう。というのもこのストラップはイージークリックになっています。
工具無しで簡単に脱着が可能です。複数持っていると簡単に取替が可能です。その場合、尾錠がそれぞれのストラップについていると便利です。
サクラの開花宣言も耳にする今日このごろ、腕もとの春コーデでお出かけしませんか。
手巻・パワーリザーブ・ディト というコンビネーションを持つDUW4401。
お客様のご注文で入荷したノモス メトロMT1D4W2。メトロのファーストモデルです。
ケースサイズ37mmにパワーリザーブインジゲーター、大きめのディト表示を持ちますが、詰め込んだ感じがなくやっぱり基本シンプル。クラッシクとモダンが共存した感じとかファーストにして既に完成していた感じです。発表以来、メトロ MT1D4W2はGerman Design AwardやGood Design Award、iF Design Awardなど、多くの賞を受賞してきたというのも今になってみたらうなずけます。
メトロはベルリンを活動拠点とする若手デザイナー、マーク・ブラウンによるデザインで当初は、このデザインよりもノモスで初めて自社製脱進機であるNOMOSスイング システム 持つDUW4401搭載ということのほうが話題になったかもしれません。
たとえば自社製の”手巻ムーブメント”を生産し続けているというだけでも希少ですが、新しい設計で現代の技術で、製品の品質を自社でコントロールするために、全てを自社で生産してるところが他にないところで、ノモスがマニュファクチュールの中でもニューウェーブな感じがするところす。
36,000VPHにみるエル・プリメロの魅力とは。
マニュファクチュール、ゼニスの代表ムーブメントと言えば、エル・プリメロ。1969年に世界初一体化した自動巻クロノグラフムーブメントとして発表されたエル・プリメロ(エスペラント語で第一の意味)は、1時間に36,000回の振動(10分の1秒を刻む)、パワーリザーブ50時間以上を備え、ディト表示も持ちながら厚さ6.5mmという今でも凄いスペックでした。クォーツショックで一時期の中断はあったものの再開後今も生産されているエル・プリメロは、長い年月の間に幾度となる改良を重ね完成度を高めています。そして現在エル・プリメロが搭載されている最もベーシックなシリーズは、その名もズバリ「36,000VPH」。
9時位置の永久秒針、3時位置のクロノグラフ分カウンター、6時位置のクロノグラフ時カウンターこの位置関係(三角関係!)のバランスがクロノグラフの「顔」の基本を決めることになりますが、このバランスの美しさもエル・プリメロの魅力のひとつです。36,000VpHのインダイヤルのデザインは、それを強調するというかのようなデザインに仕上がっています。
クロノグラフを制御するシステムには、カム式とコラムホイール式がありますが、エル・プリメロは。もちろんコラムホイール式で、押してわかるその確かな操作感も魅力です。シースルーバックなので、START,STOP,RISETでのダイナミックな動きも堪能できます。
ハミルトン ジャズマスターFace2Face Ⅱ
今年、最後の入荷はハミルトンの世界限定モデル Facr2FaceⅡ(お客様ご注文分)でした。当初の入荷予定は2016年12月。予定通りといえばそうなんですが、ギリギリ過ぎですね。今日は仕事納めなんですが…。
新作発表会で、プロトタイプを手にしていましたが、実際に入荷したFace2FaceⅡをじっくり見てみると、オーバルの曲面サファイアクリスタル(無反射コーティング)、反転構造の精度などかなり作り込んだ感があります。反転させて自動巻ローター部を表にした時、ローターの中心にあるクロノ秒針が左まわりに動いているのは独創的というか不思議な感じ、今まで見たことがありません。
それだけだと遊び心とか、ユニークということで片づけられそうですが、こちらのサイドをよく見るとタキメーター、パルスメーター、テレメーターの3つの目盛があります。実際にそれぞれで平均時速、心拍数、距離の測定に使用する機会はないかもしれませんが、クロノグラフの歴史を紐解いてみるとクロノグラフにはこれらの**メーターは、どれかひとつをダイヤルに刻まむこで、そのクロノグラフのアイデンティティーを決定づけるものでもあります。たとえばモータースポーツをイメージしたモデルならタキメーター、クラシカルなドクターウォッチをイメージしたならパルスメーター、ミリタリー、戦闘機パイロットをイメージしたならテレメーターのようにです。Face2FaceⅡが、両面に秒針を持ち、片面にクロノ秒針のみを配置することで、この3つ全てを使えるようにしたことがこの時計のコンセプトに大きな意味を持たせる事になっているようです。
プッシュボタンの位置は、そのままで時計部のみが反転しているのは不思議な感じですね。
刻印は、普段は見えませんが、反転させた時にでてきます。シリアルNO***/1999は画像の反対側(下側)にありました。
SOLD