店頭で使い込んだ古い時計を電池交換する際、裏蓋がスクリューバック式だとホッとします。食いつき式だと裏蓋とケースの僅かな隙間に汚れびっしり付着していたり、場合によっては腐食していたり。ネジ式だと小さいネジが毎日の汗で汚れが付着、場合によっては腐食して外れにくかったりとか、最悪ネジが折れたり、もっと最悪であるネジ穴の腐食の心配もあります。その点スクリューバックは工具さえしっかりしていれば安心です。
スクリューバック式は防水性の高いスポーツタイプに良く採用されてますが、ジャズマスターのクォーツモデルのような薄型モデルでの採用は比較的少ないです。汗に強いスクリューバック式を採用しながらジャズマスターの薄型デザインはキープされています。 SOLD
ということでこの3本をチョイス。TYPE NATO ringは、金具部分が太めでナイロン自体が厚さ1.5mmと通常のTYPE NATOより0.5mm厚いので、自動巻きモデルのH70695735にはしっくり似合います。TYPE NATO BLACKはリング、尾錠もブラックなのでH70695735には持って来いのストラップ。
TYPE NATO RINGグリーンはこんな感じです。
TYPE NATO RINGカーキ NATO RINGは1.5mm厚なので、バネ棒とケースの隙間が少ないモデルは間を通すことが出来ない場合がありますが、H70695735は、丁度いい感覚で装着可能です。
TYPE NATO BLACKは、こんな感じ。このタイプには写真のブラックの他に下記のバリエーションがあります。
遅延の原因は正式な情報はありませんが、時計を手にとって見てみると、経験上確かに入荷が遅れそうな要素を持つ新作の感じがします。たとえばケースと一体化している変形(三角)の曲面のサファイアクリスタル、サファイアクリスタルでこんな形状見たことありません。そしてケースデザイン、カーブした裏蓋となめらかに繋がる曲線を描くストラップ。厚み、テーパー、接続部の形状とかなり難しそうです。しかもステンレス、ラバー、カーフスキンと3つの異なる素材でパーツを作るわけですから、同時に出荷にならないのもなんとなくわかるような気がします。妥協されるより、出荷が遅れても妥協を許さない姿勢のほうが好ましいです。とはいうものの、当初の入荷予定を考えるとちょっと複雑です。 SOLD